
以前は女性や富裕層の一部がaromaを楽しむというイメージが強かったのですが、近年は男性も関心が高くなったように感じています。
しかし、個人的にはまだまだ浸透してほしいという気持ちでいっぱいです。
そして、世の中に「自分aromaやってますけど?」って言っている男性を増やしていきたい。
これから紹介するのは、「男性が好きな香り(=おすすめの精油+α)」です。
aromaに挑戦してみたいと思っている男性や、男性にプレゼントしてみたい方の参考になればと思っています。
推し精油+α
ベルガモット/Bergamot

ライムとグレープフルーツにグリーン調がプラスされた、大人のシトラス系と言っても良い香りです。
甘みと苦み、渋み、全てのバランスが◎。
気持ちの不安定さをサポートしてくれます。
感情や気分のバランスを調整することが得意な香りなので、情緒不安定なときにオススメです。
柑橘であるベルガモットは圧搾法で抽出される方法が主流ですが、『フロクマリン』という光毒性を持っているため、塗布した後5〜6時間は日差しに当たらないように注意が必要です。
しかし、「ベルガモットを使ってみたいけど、フロクマリンが気になるから悩んでる」という方もいらっしゃるはず。
大丈夫です。
こんな場合には『フロクマリン』を除去した精油も存在しています。
精油の瓶や成分表などに『FCF(Furocoumarin free)』と表記されていますのでチェックしてみましょう。

また、圧搾法と水蒸気蒸留法、フロクマリンフリーで抽出されたベルガモットは、それぞれ抽出される芳香成分が違うために香りにも違いがあります。
そのため、可能であるならば専門店に足を運んで頂いて、香りを確かめてからの購入をオススメします。
フランキンセンス/Frankincense

バルサミックでウッディー調の香りをしているフランキンセンス。
『香りの保留剤』とも言われるので、香水やお香の香りとしてもよく使われています。
自律神経を整えてくれる働きを持っており、揺れ動く気持ちを安定させてくれたり、呼吸を深くしてくれることで集中力を高めてくれる香りになります。
スイート・オレンジ/Sweet orange

新鮮な果実の皮を剥いたときのような、爽やかで甘い香りです。
身体の緊張を緩めてホッとしたいときにオススメで、なかでも睡眠前に使用することで深い眠りを得ることが期待できます。
ラベンダー/Lavender

ハーバルな香りのなかに、ほのかに甘さが漂う透明感のある香りです。
副交感神経を活性化し、自律神経系のバランスを整えてくれます。
自分らしさを再構築するサポートが上手なので、揺らぎ過ぎている自分を感じたときにはぜひ使ってみて欲しい。
ローズマリー・シネオール/Rosemary

カンファー(樟脳)の鋭い香りをしていますが、爽やかでリフレッシュできる精油です。
頭をスッキリさせてくれる働きはやる気や自信を引き出してくれます。
気分転換を促してくれるため、重かった気持ちが軽くなるはずです。
また、作用が強い精油のひとつです。
高濃度で使用すると皮膚に刺激がありますので、敏感肌の方は注意してください。
ここで+αでおすすめの精油をもうひとつ紹介します。
beginners.AROMAがオススメする精油
サイプレス/Cypress

ヒノキ科の針葉樹のサイプレスはひんやりとした深みのある森林浴を思わせる香りです。
心拍と呼吸数を低下させる働きを持っているため、ゆっくりとした呼吸をもたらしてくれます。
また、感情の起伏が激しいときに使うことで平静な気持ちに戻っているはずです。
高濃度で使用すると皮膚に刺激があります。
特に敏感な肌の方は注意してください。
アロマとして楽しむ方法はたくさんありますが、まずはディフューザーを使った芳香浴が1番簡単ではないかと思います。
詳しくはディフューザー(ネブライザー式) を参考にしていただけると嬉しいです。
男性が心地よいと思えるような、出来る限り甘くない香りを選んでみました。
女子ウケとか、男子ウケとかは横に置いておいて、まずは男性が楽しめる香りであること。
そして生活の一部になれるように負担な香りにならないことををテーマにしています。
是非とも参考にしてくださいね。
最後までありがとうございました。


