プロフィール
樹高6〜8mほどに成長する常緑樹で、果実がブドウの房のようにつくことからグレープフルーツの名前がつけられたとされています。
種名の『paradisi』は『天国・楽園』と言う意味です。
グレープフルーツが最初に発見されたのは、18世紀のバルバドス(カリブ海の島)で、ポメロ(ブンタン)とスイート・オレンジの自然交配種として確認されました。
また、品種として20種ほどの種類がありますが、赤みの度合いでルビー、スタールビー、リオレッドなどの品種に分けられています。
赤みの強さによって甘みの度合いが増して、苦味が少なくなることが特徴です。
精油は果皮から抽出されていますが、全て同じです。
近年はグレープフルーツに減量の可能性を見出す研究者が増え、とある化粧品会社の研究ではグレープフルーツが交感神経を刺激すると、脂肪燃焼を促す脱共役タンパク質:UCP(unicoupling protain)が発生することを発表しています。
脱共役タンパク質:UCP(unicoupling protain)
ミトコンドリアの内膜に存在するたんぱく質のことで、熱産生を促進することでエネルギー代謝に関与します。
主に褐色脂肪組織に存在しており、脂肪酸の酸化を促進してエネルギー消費を増加させることで、体温維持や脂肪燃焼に重要な役割を果たします。
また、プロトン(H+)をミトコンドリア内膜間腔からマトリックスへと透過させることで、電子伝達系とATP合成を切り離し(脱共役)、エネルギーを熱として放出する働きも行っています。

脱共役タンパク質の働きが悪くなる原因は、運動不足や加齢などの後天性要因です。
そうなると、私たちは肥満になったり、基礎体温が低くなったり、冷え性になったりと生活習慣病のリスクが高くなります。
・・・ん?
基礎体温が低くなったり、冷え性になったりでもなの???ってなりませんか?
実は、暖かいところにばかりいることも脱共役タンパク質の働きが悪くなる原因のひとつなんです。
では、「これを改善しよう!」となると、運動療法、食事療法、寒冷曝露(適度な寒い環境に身を置く)、温熱療法(入浴・サウナ後のクールダウン)を行う必要があります。
でもしんどくないですか?
言われなくても運動しなくちゃいけないこと分かってるし、食事も腹八分目だって分かってる。
寒けりゃ暖房もつけたいじゃないですか。
だって、寒いの嫌いですもん!!!!
グレープフルーツのチカラを借りて脱共役タンパク質に活動してもらいましょう!
生活習慣も整えたうえで、香りのパワーで手助けしてもらいましょう!

精油データ
| 植物名 | グレープフルーツ/Grapefruit |
| 学名 | Citrus paradisi |
| 科名 | ミカン科 |
| 属名 | ミカン属 |
| 和名 | グレープフルーツ |
| 別名 | ポメロ・トローニャ・パンプルムース |
| 産地 | アメリカ・メキシコ・アルゼンチン・イスラエル・ブラジル |
| 抽出方法 | 圧搾法(ホワイトグレープフルーツに関しては水蒸気蒸留法の精油もあり) 水蒸気蒸留法 |
| 部位 | 果皮 |
| 主な成分 | リモネン α-ピネン (微量成分)フロクマリン (微量成分)オクタナール (微量成分)デカナールなど |
| 主な作用 | 抗うつ(不安を和らげ、気分を明るくする) 健胃(胃を強壮し、働きを高める) 食欲調整(食欲をコントロールし、食べ過ぎぼ防ぐ) 血圧降下(血圧を低下させる) 精神高揚(リラックスさせ気分を高揚させる) うっ滞除去(滞った体液の流れを促す) 利尿(尿量を増やし、体内の余分な水分や老廃物を排出する) 加温(血管を拡張し、局所的に温める) 抗菌(細菌の増殖を抑え、感染を予防する) 抗ウイルス(ウイルスの増殖を抑え、感染を予防する) 脂肪溶解(体内の脂肪の燃焼を助ける) |
| ノート | トップ |
| 東洋医学から見た性質 | 凉/燥 |
| 五行説 | 木(そして土) |
| 花言葉 | 「乙女の無邪気」 |
注意事項・禁忌
- 光毒性があります。
塗布直後に日光に当たらないようにしましょう。 - 高濃度での皮膚刺激に注意しましょう。
- 高濃度での長期連続使用は避けてください。
こちらの記事でも光毒性と皮膚刺激を詳しく解説しています。

men’sにオススメしたいタイミング
- 元気になりたいとき
- 二日酔いになりそうなとき
- ダイエットを頑張ってみたいとき
begginners.AROMAからmen’sのみなさんへ
グレープフルーツは気分が滅入ってしまったときやクヨクヨしているときにオススメの香りです。
気分転換に役立ってくれるので、自分本来の元気を取り戻す手助けをしてくれます。
また、冒頭でもお話ししたように、食欲のコントロールにも役立ちます。
特にストレスなどの精神的なことから起こる食べ過ぎを調整してくれるので、つい、コンビニで甘いものをカゴいっぱいに買おうとしたりする場合には、まずはグレープフルーツの香りで深呼吸してみましょう。
この記事を作成する際に参考にした書籍です。
『おもしろくて役にたつ 新しい アロマテラピー辞典』/木田順子
いちばん詳しくて、わかりやすい! アロマテラピーの教科書/和田文緒
アロマテラピー精油辞典/バーグ文子
