プロフィール
プチグレンの精油はオレンジ・ビターの木の一部である葉から抽出されたものです。
果皮からはビター・オレンジの精油、花から採れるネロリ、3つ目になるのが葉から採れるプチグレンと、ひとつの植物から3種類の精油ができるという特徴を持っています。
また、ビター・オレンジから抽出されるものは『プチグレン・ビガラディア』とも呼ばれています。
他のシトラス系であるベルガモット、ライム、マンダリン、レモンなどの葉からも「◯◯プチグレン」という名称で精油がが抽出されるのですが、この「◯◯プチグレン」は果皮の精油に含まれる芳香成分と違いがあるため、香りも違うのが特徴です。

基本データ
| 植物名 | プチグレン/Putigrain |
| 学名 | Citurs aurantium |
| 科名 | ミカン科 |
| 属名 | ミカン属 |
| 和名 | ダイダイ(橙) |
| 別名 | ビターオレンジリーフ・プチグレイン |
| 産地 | イタリア・フランス・チュニジア・スペイン |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 部位 | 葉 |
| 主な成分 | リナロール α-テルピネオール リモネン β-オシメン β-ピネン 酢酸リナリル 酢酸ゲラニル (微量成分)t-ネロリドール (微量成分)アンスラニル酸ジメチル |
| 主な作用 | 鎮静(中枢神経系を鎮め、気持ちを落ち着かせる) 抗うつ(不安を和らげ、気分を明るくする) 鎮痛(痛みを緩和する) 鎮痙(痙攣を鎮める) 血圧降下(血圧を低下させる) 自律神経調整(自律神経のバランスを調整する) 精神安定(精神的に不安定な状態を安定させる) 神経強壮(神経を刺激して強壮し、活力を与える) 抗ウイルス(ウイルスの増殖を抑え、感染を予防する) 皮膚細胞活性(細胞の新陳代謝を促す) |
| ノート | ミドル |
| 中医学から見た性質 | |
| 五行説 | |
| 花言葉 | 「花嫁の喜び」 |
| 精油の価格帯 | 10ml ¥1,700〜3,000 |

ネロリと香りがよく似ているので、多少お手頃な価格であるプチグレンを購入するという方法もあります。
しかし、購入の際は出来るだけ香りを確かめてからにしましょう。
また、他の柑橘系のプチグレンも香りと価格に違いがあります。
プチグレン・マンダリンは不安を癒してくれますが、光毒性のリスクが高いとされています。
プチグレン・レモンは痛みをケアしたり、気持ちを落ち着けたりしてくれます。
プチグレン・ベルガモットはオレンジ・ビターとよく似ている働きをしてくれます。
どちらにせよ、どれも魅力的な精油ですよ!
注意事項・禁忌
・妊娠中・授乳中は注意してください。
・集中したいときは使用を避けておきましょう。
香りの系統
葉を揉んだときの青臭さと、ほのかに香るネロリの香りがするプチグレンは、柑橘系に分類されます。
グレープフルーツ、レモン、ユズなどが同じグループです。
酢酸リナリル:フレッシュでややフルーティ感のある香り
リナロール:爽やかなフリーラルかんのある香り
リモネン:みずみずしい柑橘らしさを出す香り

メンズにオススメしたいタイミング
- 消化不良を起こしてしまったとき
→ディフューザーやaromaスプレーで芳香浴、ロールオンアロマ、沐浴 - 風邪や気管支炎のケアに
→ディフューザーやaromaスプレーで芳香浴 - プレッシャーに押しつぶされそうなとき
→ディフューザーやaromaスプレーで芳香浴、ロールオンアロマ、沐浴 - デオドラント
→ロールオンアロマ、沐浴 - 頭皮が脂っぽいと感じたときに
→シャンプーの混ぜて

身体
身体:動悸、高血圧、不整脈、消化不良、胃痛、疝痛、胃炎、嘔吐、しゃっくり、気管支炎、咳、喘息の予防、耳鳴り、筋肉の痙攣、アレルギー性鼻炎、免疫力低下など
肌:過度の発汗、デオドラント、ヘアケア、スキンケア、ニキビ、脂性肌、老化肌など
酢酸リナリルやリナロールは、ストレスから来る消化器や循環器のトラブルにオススメ出来る香りです。
精神的、肉体的なリラゼーションをもたらしてくれます。
また、免疫力を高めてくれるので、風邪はもちろんのこと、気管支炎やアレルギー性鼻炎、痙攣性の咳や喘息の予防にも役立ってくれます。
他にも、肌や頭皮の過剰な皮脂の分泌の調整をしてくれます。
心
興奮、不安、心配、緊張、うつ状態、怒り、動揺、精神疲労、不眠、自律神経のアンバランスなど
中枢神経系を抑制するような働きを持つため、過度な感情をフラットな状態に戻してくれる香りです。
感情に押しつぶされそうなときには乗り越える心の強さを与えてくれます。
beginners.AROMAからmen’sのみなさんへ
オレンジ・ビターの葉にあたる部分がプチグレンですので、なんとなく、同じ一線上に繋がった香りをしています。
甘ったるしくなく、使えば使うほど、深みにハマります。
ただ、ビターというだけあって、苦味が真っ先にくる香りなので、オレンジ・スイートのような香りをイメージして購入すると、ちょっと驚くかもしれません。
ですので、このオレンジ・ビターも、出来ることならば香りを確かめて購入することをオススメします。
参考文献
和田文緒/いちばん詳しくて、わかりやすい! アロマテラピーの教科書

