プロフィール
オーストラリアの自生する300種類ものメラレウカ属の樹木で、その多くがオーストラリアの固有種です。
属名はギリシャ語のMelas『黒い』とLeukos『白い』に由来し、この木の幹が黒と白の部分があることから名付けられています。
湿地帯や塩分を含む水のもとで育つ種もあるため、成長が早く火に耐性があるティートリーは山火事の後でもすぐに芽吹きます。
また、元は先住民族であるアボリジニがユーカリと共に傷薬にしていた植物でもあります。
ティートリーの名前は18世紀イギリスの探検家キャプテン・クックたちがティートリーの葉をお茶のように飲んでいたことが始まりとされています。

同じメラレウカ属にカユプテとニアウリという精油もあります。

基本データ
| 植物名 | ティートリー/Tea tree /Ti-tree |
| 科名 | Melaleuca alternifolia |
| 学名 | フトモモ科 |
| 属名 | メラレウカ属 |
| 和名 | コバノブラシノキ |
| 別名 | メラレウカ メディカルティーツリー |
| 産地 | オーストラリア・中国 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 部位 | 葉 |
| 主な成分 | γ-テルピネン α-テルピネン パラシメン テルピネン-4-オール 1.8-シネオール α-ヒュムレン リモネン |
| 主な作用 | 抗ウイルス(ウイルスの繁殖を抑え、感染を予防する) 抗菌(細菌の繁殖を抑え、感染を予防する) 抗真菌(真菌の増殖を抑え、感染を予防する) 頭脳明晰(脳の働きを刺激、クリアにする) うっ滞除去(滞った体液の流れを促す) 去痰(痰の排出を促す) 抗炎症(炎症を緩和する) 免疫強化(免疫機能を高め、身体の防衛能力を高める) |
| ノート | トップ〜ミドル |
| 東洋医学から見た性質 | 温/燥 |
| 五行説 | 金(そして火) |
| 花言葉 | 「強い味方」「清潔」 |
| 精油の価格帯 | 10ml ¥1,900〜4,000 |
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注意事項・禁忌
・妊娠初期の方は使用を避けてください。
・敏感肌の方は注意して使用してください。
・古くなるとある程度ほ抗菌作用が増しますが、同時に皮膚刺激が強くなる傾向になりますので、使用する際はできるだけ新鮮な精油を使用してください。
・オーストラリアのどの地方で生育したかで成分に差が出たり、酸化の度合いにより皮膚刺激を感じることもあるので注意してください。
香りの系統
ユーカリにわずかな甘みと爽やかさを感じるようシャープな香りです。
ユーカリの香りが重いと感じるのであれば、ティートリーでも十分代用可能です。
同じ香りのグループにはサイプレス、サンダルウッド、青森ヒバなどが当てはまります。
テルピネン-4-オール:スーッとしたナツメグ様やライム様の爽やかな香り
テルピネオール:ライラックの花の香りやライムの香りを想起させる爽やかな香り
men’sにオススメしたいタイミング
- 風邪やインフルエンザなどの症状のときに
→ディフューザーやaromaスプレーで芳香浴、ロールオンaroma - 慢性的に疲れているときに
→ディフューザーやaromaスプレーで芳香浴、ロールオンaroma - 水虫のケアに
→ロールオンaroma、アロマジェル - ちょっとした傷や火傷に
→ロールオンaroma - 考えすぎて頭がボーっとしているときに
→ディフューザーやaromaスプレーで芳香浴

身体
身体:風邪、インフルエンザ、気管支炎、花粉症、咽頭炎、免疫力低下など
肌:ニキビ、ヘルペス、帯状疱疹、皮膚の炎症など
主成分であるテルピネン-4-オールには、感染症を予防するという働きを持っています。
呼吸器系の上気道と下気道のどちらにも役立ってくれる万能な香りです。
酷くなってしまってからでも良いですが、できることなら予防線を張るという意味でも「これ、やばいかも」と思ったら使用してみましょう。
また、皮膚を菌から守ったり、皮膚の傷を癒したりとさまざまなシーンで活用できます。
小さいニキビや、ちょっとした切り傷などに使用してください。
近年、皮膚トラブルの報告も出ていますので、精油の使い過ぎには注意しましょう。
心
精神疲労、気分が落ち込んでいるとき、記憶や集中力の低下、不安など
気持ちを落ち着かせ、冷静さと安心感をもたらしてくれます。
心も身体もドーンと沈んでしまったとき、ティートリーの香りが意欲や元気を取り戻すきっかけを与えてくれるでしょう。
また、いつも頭の中が気忙しく、やることがあるのに先に進まないようなときにもオススメです。

よくある質問
- Qティートリーとティーツリー、ティートゥリーの違いは?
- A
ちょっとした言い違いで、同じティートリーのことです。
販売しているメーカーやブランドで多少言い方が変わる精油があるのですが、ティートリーがそのひとつになります。
購入するときには学名の『Melaleuca alternifolia』をチェックしてから手に入れるようにしましょう。
beginners.AROMAからmen’sのみなさんへ
ティートリーは抗感染作用に特化する香りで、呼吸器系の上気道と下気道の感染症に適しています。
初期の風邪はもちろんのこと、インフルエンザや花粉症などにオススメです。
また、病中・病後に使用しても良いのですが、「なんか調子悪いな」と思った時点で、予防も兼ねて使用してみましょう。
身体にバリアを早くから貼っておくことで、辛い症状を軽減できるはずです。