アロマを始めると挑戦したいのが手作りのアロマクラフトです。
空間に合わせたアロマスプレーや誰かを思って調合したトリートメントオイル、化粧水からバスソルトとアロマクラフトに使われる基材は多岐に渡ります。
そして何よりも自分で作れるという楽しさがあるのが面白いですよね。
近年では一般に出回らないような特殊なものが手軽に購入できるようになり、簡単にアロマクラフトを楽しめるようになりました。
ここで気をつけておきたいのが、アロマでは自己責任にて楽しむということです。
怪我などが起こらないようにするためにもきちんとした知識を持って基材を扱えるようになりましょう。
精製水
蒸留や濾過、イオン交換などで不純物を取り除いた水です。
コンタクトレンズなどの洗浄用として販売されたりしています。
- 使用方法
化粧水・クレイパック・マウスウォッシュ・フレグランス・ルームスプレー - 保存方法
冷暗所に保存。
開封後は冷蔵庫で保存をし、なるべく早く使いましょう。
また、元の容器に戻したり、他の容器に移し替えて保存したりしないようにしましょう。 - 購入場所・価格
ドラックストアや薬局で購入可能です。
価格は500mlで¥100〜200程度。
使用期限が刻字してありますのでチェックしてから購入するようにしましょう。
無水エタノール
アルコールの一種です。
各種スプレーを作るときに精油を乳化させて精製水との混ざりを良くするために使われます。
この働きを利用して、ディフューザーなどにこびりついた精油を落とすこともできます。
- 使用方法
各種スプレー・フレグランス - 保存方法
直射日光と火気を避け、子供やペットの手が届かない場所に保管しましょう。
また、揮発性を防ぐために使用後はすぐに蓋を閉めるようにしましょう。
1度容器から出した無水エタノールは元の容器には戻せません。 - 購入場所・価格
ドラックストア・薬局で購入可能です。
代表的な商品に、健栄製薬の無水エタノールがあります。
価格は500mlで¥1,500前後。
- Qダイソーやセリアなどの100均では無水エタノールは買えないの?
- A
残念ですが、アロマクラフトで使うような純度の高い無水エタノールは販売されていません。
しかし、手の消毒などに使うような「無水エタノール入り消毒液」、「無水エタノール入りスプレー」各種は豊富に購入可能です。
- Q無水エタノールと消毒用エタノールの違いを教えてください。
- A
「エタノール」とは、一般にはエチルアルコールと呼ばれるアルコールのことを指します。
エタノールは、アルコール濃度の高い順に無水エタノール(99.5vol%…※1)、エタノール(95.1~96.9vol%)、消毒用エタノール(76.9~81.4vol%)の三種類に分類されていています。
濃度が違うと性質が変わってしまうので、用途や必要に応じて使い分ける必要です。
今回紹介している無水エタノールは純度が高いうえに洗浄力が高く、使用すればあっという間に蒸発してしまう特性を持っています。
また、刺激が強いため、肌に直接つくと水分を奪ってしまう性質もあります。
アルコール濃度が高いため、消毒力もその分強いように思われがちですが、瞬時に蒸発してしまうため、逆に消毒には向いていません。消毒用に使うためだけなら、最初から最適な濃度に薄めてある消毒用エタノールがとても便利です。
しかし、それ以外の用途も考えているのなら、無水エタノールを選ぶのもアリかもしれません。
無水エタノールは、電気製品などの掃除だけでなく、これからコラムでご紹介する生活雑貨のお手入れや、カビや害虫対策などにも使える上に、水で薄めれば消毒用エタノールとしてウイルス対策やお掃除に大活躍します。
またアロマテラピーの世界でも、無水エタノールは精油を水に溶けやすくするための溶剤として良く使われています。
芳香蒸留水(フローラルウォーター・ハイドロゾル・ハーブウォーターハイドロラット)
水蒸気蒸留法で精油を抽出する際に同時に得ることができる蒸留水です。
この水には水溶性の成分が含まれています。
基材として使うほかにも芳香蒸留水を単独でも使用することができ、乳幼児のケアにも役立ちます。
- 使用方法
化粧水・ジェルクリームやクレイパック - 保存方法
劣化しやすいため冷蔵庫などで低温保存をしましょう。
開封後は1ヶ月以内に使用してください。
1度取り出したら元のボトルに戻したり、他の容器に移し替えて保存しないようにしましょう。 - 購入場所・価格
アロマ専門店で購入可能です。
価格は200〜250mlで¥2,000〜3,000前後。

無香料シャンプー・リンス・ボディーソープ
文字通り香料をつけていないシャンプーです。
作られた香りが苦手な人などに向けで石鹸、粘土、植物油ベースのものなどさまざまあります。
アロマでは目的に応じて精油を加えて使用します。
- 使用方法
手作りのシャンプー・リンス・ボディーソープ - 保存方法
直射日光を避けて保存しましょう。
1度容器から取り出したものは元の容器に戻すことはできません。
製品によっては保存方法が異なる場合もありますので、今一度説明書を確認しましょう。 - 購入場所・価格
アロマ専門店や薬局、オーガニック専門店で購入可能です。
価格はさまざまあります。
グリセリン(=グリセロール)
油脂から得られる無色透明のしたとろみのある液体です。
水やエタノールに溶けます。
保湿性や吸湿性があり、指先などのケアに使用できます。
アロマでは化粧水などの基材として使います。
- 使用方法
化粧水・石鹸 - 保存方法
冷暗所に保存します。
1度容器から出したら元のボトルに戻したり他の容器に移し替えて保存したり出来ません。
使用期限を確認しましょう。 - 購入場所・価格
薬局・ドラックストアで購入可能。
代表的な商品として、健栄製薬のグリセリンがあります。
100mlで¥200〜300、500mlで¥1,000前後。
どの基材も基本的に冷暗所に保存しておくことをオススメします。
そして特に気をつけて欲しいのが無水エタノールです。
これは厳重に取り扱うようにしてくださいね。
私は家族が間違って扱わないようにケースにまとめて冷蔵庫保存しています。
油脂性の基材や水溶性以外の基材も紹介していますのでぜひ覗いてみてください。
参考サイト
無水エタノールと消毒用エタノール、どこが違うの?~それぞれの特徴を知ろう~/健栄製薬